講座紹介

横浜を知る Course

講座名
02 横浜船渠の2つのドックの物語
受講料
1,500円(消費税込)
新しい街みなとみらい21中央地区に残る明治期の産業遺産である二つの石造りドック。一つはランドマークタワーの下にあるドックヤードガーデン。もう一つには帆船日本丸が係留されています。前者は1896(明治29)年竣工の第二号ドック、後者は1898(明治31)年竣工の第一号ドックです。現存する最も古い民営石造りドックです。ともに国の重要文化財に指定されています。
この二つのドックは、京浜の実業家が設立した横浜船渠会社が船の修繕用に建設したものです。当初の計画はイギリス人技師・H.S.パーマー、設計・監督は海軍技師・恒川柳作。ドックはドライドック(乾船渠)といって、ドックの入口に扉を置き、扉を開けて船を入れた後扉を閉めて排水して、船を露出させて作業する施設です。それまで、国際貿易港の横浜港には船の修繕施設がなく、修理や点検が必要な船は横須賀海軍工廠のドックを利用していました。船の修繕施設は、桟橋や防波堤、上屋・倉庫などの陸上設備とともに港に必要な設備でした。
今回は2つのドックを見学しながら、長谷川伸や吉川英治などゆかりの人々についても交えて、ドックの歴史や役割などについて学びます。

■講座日時(全1回)

11月10日(土)10:00〜11:30(座学・実践)


■講師

志澤 政勝 氏
横浜みなと博物館 学芸課長
公益財団法人帆船日本丸記念財団 理事

主な担当展覧会「横浜の造船業」、「歌、映画、小説のなかの横浜港」、「魅惑の日本の客船ポスター」、「日本の海の玄関 大さん橋物語」など。
著書『横浜港ものがたり 文学にみる港の姿』(有隣堂)、共著に『横浜港大桟橋物語』(JTBパブリッシング)など


■会場

横浜みなと博物館、旧横浜船渠株式会社第1号ドック、第2号ドック


■その他

歩きやすい靴でご参加ください。